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梵文学・インド学の関連書(和書)

 (順不同)

  1. 辻直四郎、「サンスクリット文学史」(岩波全書)、1973

  2.   ヒンドゥー教系の古典文学の入門書であるが、内容はかなり専門的な面まで言及する。永らく絶版であり、復刊が強く望まれる。

  3. マクドネル著、木村俊彦訳、「サンスクリット文学史」、山喜房佛書林、1975

  4.   辻博士の本とは違って、ヴェーダから哲学まで広く扱う。梵語初心者には好適。

  5. ルイ・ルヌー著、渡辺重朗・我妻和男 共訳、「インドの文学」(クセジュ文庫)、白水社、1996

  6.   前半は梵語の文学、後半は、中期インド語、ドラヴィダ語、近代インド語の文学を扱う。インド文学の超入門。

  7. ルイ・ルヌー著、渡辺重朗・美田稔 共訳、「インド教」(クセジュ文庫)、白水社、1960

  8.   ヒンドゥー教の概説書。記述は簡潔だが、内容は濃い。

  9. J.ゴンダ著、鎧淳訳、「インド思想史」(中公文庫)、1990;(岩波文庫),2002

  10.   ヴェーダの大家によるインド思想の入門書。中村元のものより詳しく、著者の実力が遺憾なく発揮された名著。

  11. 中村元、「インド思想史:第二版」(岩波全書)、1968

  12.   授業のテキストには最適だが、簡潔で面白みがない。

      
  13. 金倉円照、「インド哲学史」、平楽寺書店、1962

  14.   東北大インド哲学の基礎を築いた著者による概説書。基本知識を得るために読んでおきたい。

  15. 辻直四郎、「インド文明の曙:ヴェーダとウパニシャッド」(岩波新書)、1967

  16.   ヴェーダに関する入門書。著者渾身の書であるが、日本語が難しい。とはいえ、必携。

  17. 針貝邦生、「ヴェーダからウパニシャッドへ」、清水書院、2000

  18.   ヴェーダに関する入門書。記述は辻博士の本より明解。著者はミーマンサー哲学の専門家。

  19. 松濤誠達、「ウパニシャッドの哲人」(人類の知的遺産2)、講談社、1980

  20.   ヴェーダとウパニシャッド思想の解説。永らく絶版だが、専門家は必携。

  21. オットー・シュトラウス著、湯田豊訳、「インド哲学」、大東出版社、1979

  22.   歴史的名著の翻訳。入門書としても有用。

  23. 湯田豊、「インド思想史」、大東出版社、1984

  24.   「インド哲学史」ともいうべき内容。中村元のものより詳細で中身がある。

  25. 立川武蔵、「はじめてのインド哲学」、(講談社現代新書)、1992

  26.   「自己と宇宙の同一性の経験」の問題に焦点を当てた入門書。記述は明解。

  27. マクドネル著、大澤貞蔵訳、「インド文化史」、地平社、1943

  28.   A. A. Macdonell, India's Past : A Survey of her Literatures, Religions, Languages and Antiquitiesの訳。入門書で入手も困難なので、あえて探す必要もなかろう。

  29. バンダルカル著、島岩、池田健太郎 訳、「ヒンドゥー教」、せりか書房、1984

  30.   マハーバーラタ以降のヴィシュヌ・シヴァ信仰に詳しい。日本では類書がない。

  31. 立川武蔵、石黒淳、菱田邦男、島岩、「ヒンドゥーの神々」、せりか書房、1981

  32.   インドの神に関する入門書。192枚の写真が有用。

  33. 上村勝彦、「インド神話」、東京書籍、1981

  34.   マハーバーラタを中心とした神話の解説。

  35. 田中於{くさ冠+}兎彌、「酔花集:インド学論文・訳詩集」、春秋社、1991

  36.   梵語の純文学に詳しい著者による論文とカーリダーサの「リトゥ・サンハーラ」の訳など。

  37. 田中於{くさ冠+}兎彌、「インド・色好みの構造」、春秋社、1991

  38.   上掲書の続編ともいうべき書。

  39. 辛島昇 他監修、「南アジアを知る事典」、平凡社、1992

  40.   大百科事典から南アジアに関する項目を抜粋、追加したもの。調べ物に便利

  41. 菅沼晃編、「インド神話伝説辞典」、東京堂出版、1985

  42.   インドの神話・伝説を主に英文の神話事典から翻訳・紹介したもの。叙事詩・プラーナを中心とする。

  43. ハインリッヒ・ツィンマー著、宮元啓一訳、「インド・アート[神話と象徴]」、せりか書房、1988

  44.   神話と図像の両面からインド思想を論じた書。

  45. 前田専学、「インド的思考」、春秋社、1991

  46.   ヴェーダーンタの研究者として知られる著者が、ヒンドゥー教の思想を一般に向けて分かりやすく解説した書。簡潔であるが、内容は信頼に値する。

  47. 辛島昇編、「インド入門」、東京大学出版会、1977

  48.   主にインド史の研究者による入門書。巻末の文献リストは有益。

  49. 辛島昇編、「ドラヴィダの世界(インド入門II)」、東京大学出版会、1994

  50.   ある意味、梵語の対極に位置するドラヴィダ文化を主題とした論文集。梵語文化の外郭を知る上でも重要。

  51. 辛島昇・奈良康明「インドの顔」(生活の世界歴史5)、河出書房新社、1975

  52.   インドの現地事情に詳しい著者が、ヒンドゥー社会の歴史と実情を生き生きと描く。文庫化されたのでぜひ読んでおきたい。

  53. L.ルヌー、J.フィリオザ他著、山本智教訳、「インド学大事典」、全3巻、金花舎、1981

  54.   信頼できるインド学の入門書。誤訳も多々存するとはいえ、絶版になっていることは惜しまれる。

  55. ヴィンテルニッツ著、中野義照訳、「インド文献史」、全6巻、日本印度学会

  56.   梵語文献に関する日本語で読める最も詳しい解説書。注解も独自に追加されて便利だが、内容的にはかなり古い。絶版。原著はドイツ語だが、英訳(3冊本)はインドのMotilal社から出版されている。

  57. 岩本裕、「印度文化史の課題」、雄山閣、1947

  58.   梵語文化に通暁する著者による明解な史的考察。種姓制度、婚姻、生活の3章に分かれる。

  59. 服部正明、「古代インドの神秘思想:初期ウパニシャッドの世界」、講談社現代新書、1977

  60.   ブラーフマナおよびウパニシャッド思想の解説として推奨に値する書。

  61. 矢野道雄、「占星術師たちの印度:暦と占いの文化」、中公新書、1992

  62.   梵語数学・天文学の大家による興味深い書。現代インドの占星術にも言及する。

  63. 林隆夫、「インドの数学:ゼロの発明」、中公新書、1993

  64.   古代から中世にかけてのインド数学の入門書。類書はなく、必携。

  65. 桂紹隆、「インド人の論理学:問答法から帰納法へ」、中公新書、1998

  66.   インド論理学に関する信頼できる入門書。インド哲学を知るためにも必読の書。

  67. 渡瀬信之、「マヌ法典:ヒンドゥー教世界の原型」、中公新書、1990

  68.   古代インドの「宗教社会」を知るために必読の書。

  69. 近藤治、「インドの歴史」、講談社現代新書、1977

  70.   新書で読める極めて簡潔なインド史。

  71. 上村勝彦、「バガヴァッド・ギーターの世界:ヒンドゥー教の救済」、NHKライブラリー、1998

  72.   ラジオ講座のテキストをもとに、全面的に加筆・修正した書。きわめて分かりやすい。

  73. 白石凌海、「インド 死を生きる」、明石書店、1997

  74.   テクストとフィールドの両方を遊行する新世代のインド学者によるエッセイ風のインド入門。

  75. 白石凌海、「インド 輪廻に生きる:大沐浴祭(マハー・クンブ・メーラー)」、明石書店、2002

  76.   クンブ・メーラーのリポートを通じて「人は何処からきて何処へ行くのか」という内省に誘う書。様々なサンニャーシンが登場する。

  77. 宮坂宥洪、「インド留学僧の記」、人文書院、1984

  78.   V.N.Jha博士から難解極まる新論理学を相承した筆者によるインド留学記。底知れないサンスクリット学の深淵を覗かせてくれる。

  79. 島 岩、「インド 心と文化のオクターブ」、明石書店,1994

  80.   明るいタッチのインド留学記。現在のインドにおけるサンスクリット学の事情にも詳しい。

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